成功者は「人間の五つ欲求」を知っている

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自分の想念が、自分の現実をつくります。私はいままで、多くの「成功者」といわれる人たちと会っていますが、彼らはみな、一種の因果律を信じているのです。金次郎のいう「報徳」の精神です。

ですから、自分の思うどおりに事が運ばないとき、「政府が悪い」だの「社会が悪い」「時期が悪かった」などといっている人間は、よい経営者にはなれません。成功する人は、たとえ一度や二度失敗したとしても、「こうなったのも自分の責任である」と素直に認めるのです。だからこそ、次の成功を勝ちとることができるのでしょう。

さらにまた、よい経営者は、人を動かす、人を引き付ける術を知っています。それは、人間が持つ五つの本能的欲求を満たしてやることです。人間の本能的欲求とは、生存本能、群居衝動、自己重要感、性欲、好奇心。これを与えてくれる人、満たしてくれる人に、人は引きつけられるものです。

生存本能とは、「生きていたい、死にたくない」という、根本的な本能。飢えや貧しさへの恐怖もこれに当たります。

群居衝動とは、人と群れをなして生きようという衝動。人はひとりで生きていけません。孤独を恐れ、仲間をつくろうとする欲望です。

自己重要感とは、「自分は重要な人間である」「自分は人より優れている」というプライドです。

性欲は、ここでは、単に「セックスへの欲望」だけではありません。人間にとっては、セックスに至るまでの過程も重要でしょう。

好奇心は、「知りたい、情報がほしい」という欲望、「心の糧、安らぎがほしい」という欲望です。

いっとき社会問題になった、いわゆる「悪徳商法」などは、この五つの欲求を巧みに操って、莫大な金を稼ごうとするものです。たとえば、「あなたには悪い霊がついているから、これを買わないとたいへんなことになる」とか、「いまなら必ず○○が手に入る。これを逃すともうチャンスはない」などといって、生存本能に脅しをかける。

「○○さんも買っている」「○○の会員になると、こんなにいいことがある」「○○さんも勧めている」などと、群居衝動をくすぐる。ひとり暮らしの老人、家族はあっても孤独に陥っている老人をたびたび訪ねては身の上話を聞いてやる、上京してきたばかりで友だちや恋人のいない若者に声をかけるというのも、このテクニックです。あるいは、「あなたは特に選ばれた人だから、特別に譲りたい」「あなたのような方にだけ紹介したい」と、自己重要感を高める。

男性の客には女性が、女性の客には男性が、「ぜひ一度お会いして、ゆっくりお話しませんか」とアプローチをかけて、性欲や好奇心をくすぐる。もちろん、「悪徳」は、一時的には成功しても、いずれ事が露見して、大きな罰を受けるでしょう。しかし、「報徳」の心を持ち、この五つの欲求を満たしてやることができれば、多くの金と人を得て、人生の成功を勝ちえます。

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